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柿「太秋」出荷始まる/色つやの良い柿出そろう/みよし市果樹組合共撰柿部

2023.09.22

 みよし市果樹組合共撰柿部は9月22日、みよし市三好町にあるJAあいち豊田グリーンステーション三好で柿「太秋」目揃会を開きました。太秋は、歯ごたえのあるサクサクとした食感で、糖度の高いことが特徴です。今年は真夏の高温による軟化が心配されたが、その後の天候は順調に推移し色つやの良い柿に仕上がっています。今年は26日から出荷を始め、昨年と同等の約21.4トンの出荷を予定しています。
 この日は、部会員や市場関係者、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員やJA職員など11人が参加し、部員が持ち寄った柿をサンプルに、色や形、糖度などの出荷規格を統一しました。農業改良普及課の鈴木暁子技師は「今後の降雨などの天候による病害虫やカメムシの発生に注意して、良い柿を出荷できるように心がけてほしい」と話しました。
 みよし市果樹組合共撰柿部は32人の農家が所属し、7.1ヘクタールで柿「太秋」「富有」「陽豊」を栽培しています。地元市場などに11月下旬ごろまで出荷する予定です。また、みよし市で栽培する果実の総称を「甘みよし」として、産地のブランド化にも力を入れています。

 

写真=出荷規格を確認して目を揃える部会員ら