JAあいち豊田・豊田市・みよし市で組織される豊田・みよし環境保全型農業推進協議会は9月23日、豊田市花沢町の田んぼで特別栽培米ミネアサヒ「赤とんぼ米」の稲刈り体験を行いました。
これは、豊田・みよし環境保全型農業推進協議会が進める環境保全型農業を一般消費者に知ってもらうことが目的で、この日は12家族35人が参加しました。参加者らはJA職員から鎌の持ち方や注意点、稲刈りのポイントを聞き1穂1株大切に稲刈りを行いました。参加した子どもは「鎌を使ったのは初めてだったけどポイントを教えてもらったらスムーズにできた。お米を食べるのが楽しみ」と話しました。また、稲刈り後には女性部下山支部による「赤とんぼ米」の炊き立てご飯とカレーのふるまいがあり参加者を喜ばせました。
赤とんぼ米は、農薬の成分数を愛知県の慣行基準5割以下、化学肥料に含まれるチッソ成分も5割以下とした特別栽培米です。赤とんぼの舞う田園風景の復活を目指して栽培を始めました。出荷は今年で8年目となり、手間がかかるため一般米との差別化を図っています。24人の農家が約17.7ヘクタールで「赤とんぼ米」を栽培し、今年の出荷量は約73トンを予定しています。今後も農業体験を通して、農業の大切さを学んでいきます。
写真=田んぼで稲を刈る参加者