JAあいち豊田営農相談課は、2023年度から営農アドバイザーを各地域へ配置し、地域特性に合わせた相談体制の実現を目指しています。そのために、職員の知識向上を図るため、さまざまな研修を開いています。
9月15日は、JAあいち経済連肥料農薬新技術課の職員を講師とし、IPM技術を学ぶ天敵資材研修会を開きました。IPM技術とは、IntegratedPestManagementの略称で総合的な病害虫や雑草の発生抑制技術のことです。この日は、生物の寄生性や捕食性など性質を活用した、生物的防除の天敵製剤や微生物農薬、フェロモン剤の説明を受けました。また、JA管内ですでに導入している天敵資材バンカーシートの活用事例を参考に、バンカーシート使用時の注意点などを共有しました。
JA営農相談課宇野達也課長は「積極的に農家の相談に乗り、困りごとに対していろいろな提案ができるアドバイザーになってほしい」と話しました。
JAでは今後も営農アドバイザーの知識向上を図るため定期的に研修会を開き、さまざまな面から組合員をサポートできるよう努めていきます。
写真=熱心に説明を聞きメモを取るJA職員