JAあいち豊田猿投白菜部会は9月14日、部会員の畑を巡回する栽培指導会を開きました。これは、8月下旬より定植したハクサイの生育や病害虫の有無を確認するため、毎年この時期に行っているものです。病害虫の被害も少なく、生長に多少ばらつきはあるものの順調に生育しています。
この日は、愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員とJA営農アドバイザーら合わせて3人が部会員のほ場を10カ所まわりました。定植後の苗の状態を確認しながら、部会員と今後の管理を話し合いました。農業改良普及課の小竹博之専門員は「今後も暑い日が続くので、引き続き病害虫対策をしてほしい」と話しました。今後は、10月中旬に収穫直前の生育状況を確認するための巡回を行う予定です。
猿投白菜部会は、13戸の農家が所属し、合わせて7.6ヘクタールで黄芯系品種のハクサイ「黄ごころ」「きらぼし」などを中心に栽培しています。厳選された品質の良いハクサイとして市場の評価も高いです。11月上旬の出荷を予定し、今年は約645トンの出荷量を見込んでいます。
写真=定植したハクサイの畑を確認する部会員と農業改良普及課職員