みよし市は3月25日、同市打越町にある緑と花のセンターさんさんの郷で、「援農ネットみよし令和4年度農業研修修了式」を開きました。持続可能な農業の実現と市民参加による農業振興を目的に、2013年から農業研修を始め、今年度は23人が研修を修了し、これまでに228人が修了しています。
研修コースは、野菜栽培を始めたい人向けの農業ふれあいコースと、就農に必要な農業の基礎を学ぶ就農者育成コースの2種類で、JAあいち豊田が職員を派遣し農業研修の指導をしています。この日は、修了生をはじめ、小山祐みよし市長や同JA石川尚人代表理事組合長ら合わせて33人が出席し、市長が各コースの代表者に修了証書を手渡しました。小山市長は「農業と向き合うことの楽しさを感じながら、食を通じて地域の皆さんを笑顔にしてほしい」と話してました。また、石川組合長は「農業のスタートラインに立った皆さんには、これから困難等あると思いますが、すばらしい経験を積み、より良い農産物を生産していってほしい」と話していました。
援農ネットみよしは、農業従事者の高齢化と後継者不足、担い手の不足による農地の遊休化などの解消に寄与しています。
写真=小山市長から修了証書を受け取る研修修了生