JAあいち豊田は3月7日、みよし市明知町にある野菜のハウス栽培生産者を育成する「JAあいち豊田みよし施設園芸支援センター(MGMI~恵み~)」の修了式を開きました。2年間の研修を終えて就農する3期生、倉橋貴大さんの門出を同JA石川尚人代表理事組合長、小山祐みよし市長らが祝いました。
この日は、倉橋さんのほか、同JA役職員、同市役所職員など合わせて8人が式に参加。JA石川組合長が倉橋さんに修了証書を手渡しました。石川組合長は、あいさつで「これからは、プロとして売れる農作物を作ってほしい。多くの人に味わってもらい、農家としての喜びを実感してもらいたい」と激励しました。倉橋さんは「地元で農業をするためにここに入講した。学んだ栽培の基本を忠実に実践し、生産量を増やしていきたい」と目標を話しました。今後、同市明知町にあるJAの模擬経営ハウス10アールで施設ナスを栽培しながら、露地イチジクを20アールで栽培し、就農します。
同センターは、JAあいち豊田とみよし市が連携して2019年4月に開講。農作物に最適な生育環境を作り出すシステムや袋培地栽培などの最新技術を使い、野菜のハウス栽培が学べます。
写真=修了証書を手渡す石川組合長(右)