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品質良好 大豆の出荷始まる JAあいち豊田高岡営農センター

2022.12.15

 穀物の栽培が盛んな豊田市南部で大豆の出荷が始まりました。JAあいち豊田高岡営農センターは12月15日、同市前林町にあるJA前林農産物集出荷場で大豆「フクユタカA1号」805袋(1袋30キログラム)を検査しました。これは品質を確認し、販売価格の基準となる等級を決めるために行っているものです。2022年産は天候による被害の心配はありましたが、順調に生育し、品質の良い仕上がりとなっています。
 この日は、農家や農事組合法人らが収穫した大豆を、検査員の資格を持つJA職員5人が確認。粒度別に袋詰めした大豆の重量や水分などを計量した後、検査員が袋ごとにサンプルをカルトンにとり、色・形・病害虫被害の有無などを丁寧に調べました。検査後はJAあいち経済連に出荷し、豆腐や納豆、味噌などに加工されます。JA高岡営農センターの池田頼紀主幹は「厳しい天候だったが、生産者の努力で品質は高く、昨年よりも多い収量を見込んでいる」と話していました。
 JA管内では49戸が約430ヘクタールで大豆「フクユタカA1号」を栽培しています。今年は400トンの収穫を見込み、主にJAあいち経済連に出荷します。出荷された大豆は、納豆や豆腐、味噌に加工されます。JAでは15日から令和5年1月下旬までJAの各検査所で、検査、出荷をしています。

 

 

 

 

写真=大豆の品質を検査する検査員