JAあいち豊田が主催し豊田市・みよし市などが後援する「わたしの好きな農作物」図画コンクールの入賞作品29点を、豊田市西町にあるJAあいち豊田本店エントランスに展示しています。12月から展示し、色鮮やかで生き生きとした作品が来店者の目を楽しませています。
これはJAが取り組む食農教育の一環として、次世代を担う児童・生徒らに農業への関心と理解を深めてもらおうと毎年行っているもの。今年で20回目を迎えます。
毎年夏休み期間に呼びかけ、図画作品を募集。今年は管内の小中学校115校のうち、94校から4,983点の応募がありました。9月に豊田市小坂本町にある豊田市美術館の高橋秀治館長と学芸員2人が子どもらの学年による描画力を考慮しながら審査。愛知県知事賞をはじめとする入賞作品29点を決定しました。
展示作品を見た来店者の1人は「子どもたちの農作物に関する自由な発想や想いが描かれていて、見ていてとても面白い」と話していました。事務局を務めたJA総務部広報課の春日井雅司課長は「コロナ禍にもかかわらず、多くの子どもたちの応募がありました。農業のことを考える1つのきっかけになれば良いと思います」と話していました。
展示期間は12月1日から翌年1月7日まで。また、選出された29点の作品は、JAが製作して配布する2022年のJAカレンダーに掲載されています。子どもらが描き出した農作物や農業風景によって季節感を演出します。
写真=展示作品を楽しむ来店者