9月は収穫の秋。黄金色に輝く稲穂が収穫されると、食卓に美味しい新米が届く季節となりました。豊田市とみよし市は、県下有数の米の産地です。この地域で栽培される米の品種をご存じでしょうか。
全国で栽培される「コシヒカリ」をはじめ、学校給食や地元のお店で多く使われる「大地の風」、炊き上がりが艶があることから命名された期待の新品種「にじのきらめき」など、さまざまな品種を栽培しています。
中でも、標高が高く寒暖差のある中山間地で作られ、冷たくきれいな山の水を使って栽培される「ミネアサヒ」は、米で、生産者が少ないことから、幻の米とも言われています。
また「ミネアサヒ」は、(一財)日本穀物検定協会が発表するランキングの令和2年産で愛知県初の特Aに選ばれ、令和4年産でも2度目の特Aを受賞しました。この受賞は、生産者一人ひとりが、この地を守り支える思いが実った瞬間であると実感しています。
このように、多くの品種がこの管内で作られています。これからも、生産者とJAが一丸となって良質な米作りの指導・栽培をしていきますので、安全安心な地元の米をぜひご賞味下さい。