夏から秋にかけてJA管内では、さまざまな農産物が収穫を迎えます。そんな中、いたたまれない事件が起きています。それは果樹の盗難被害です。中でも、豊田市猿投地区では収穫間際の果物が果樹園から盗まれる事件が多発し、果樹農家は頭を悩ませています。

猿投地区では、以前から防犯の巡回パトロールを行っていましたが、今年からは、豊田市や消防署も加わり地域全体で一体となって果樹の盗難防止に取り組んでいます。
果樹だけではなく農作物の被害は、農家にとって死活問題です。そのため、JAでは生産部会や地域とともに多くの目を光らせることで防犯意識を高めています。これからも、地域が一丸となって防犯対策に取り組み、地元農産物を守る活動を継続していきます。
さて、まもなく稲刈りが本格的に始まります。たわわに実った稲を収穫する姿が各地で見られることでしょう。今年は、8月10日から猿投地区で米の荷受けが始まり、順次スタートしています。
9月以降には、グリーンセンターや産直プラザ、産直市場いこまい若林のコメ米ショップで新米が並びます。この秋、つきたてのおいしい新米をぜひ味わっていただきたいと思います。