JAあいち豊田について

令和5年7月「桃のおいしい季節になりました」

2023.07.20

 JAあいち豊田の特産品のひとつ「桃」が出荷最盛期を迎えています。
 先日は、JAあいち豊田桃部会の役員の皆さんが今年の桃の仕上がりと情勢の報告でご来訪いただきました。今年の桃は、花の咲く時期が5日ほど早く生育が例年に比べ進みましたが、病害虫も少なく糖度や着色など品質の良い桃に仕上がっています。
 
 猿投地区の良質な桃を出荷する産地として市場からも高い評価を受けています。また、直売所で購入する消費者もたくさんいらっしゃいます。6月から早生品種の桃「ちよひめ」の出荷が始まり、「日川白鳳」「加納岩白桃」「白鳳」「大和白桃」「なつっこ」「黄美娘(きみこ)」「川中島白桃」「ゴールデンピーチ」と9月まで全9品種を出荷リレーしています。長期間途切れず出荷できるのは、桃部会の皆さんが産地を守り、苦労の末出荷リレーできる仕組みを作りあげたおかげです。
 
 
 現在は、果樹農家の育成にも力を入れています。2019年度からは、JAあいち豊田と豊田市で運営する農業研修施設の豊田市農ライフ創生センターが、桃・梨農家の確保と育成を目的に始めた「桃・梨専門コース」の研修生を受け入れ、就農を支援しています。
 
 また、今年からネットショップ「MEKIKI」で桃の販売も始まりました。農家の皆さんが丹精込めて育てた桃が、自宅から気軽に購入できるようになりました。遠く離れたご親族や知人・友人にもお送りできるとあって、とても重宝されています。
 これからも、とよたの桃を絶やさないように、JAとしてできることを大切に部会員や農家のサポートをしていきます。
 
 まもなく、梨「幸水」の出荷が始まります。暑い日には、よく冷えた地元産の果物で涼を感じていただきたいと思います。
 
 
 
※ 収穫された桃は、JA選果場に運ばれ、光センサーを用いて「糖度」「熟度」「着色」などにより選別し、甘みのあるおいしい「とよたの桃」として豊田市公設地方卸売市場をはじめ、名古屋や岡崎、浜松などの市場へ出荷されます。