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品質向上のため現地指導/小麦青空教室/JAあいち豊田上郷営農センター

2024.01.18

 JAあいち豊田上郷営農センターは1月18日、「令和5年度小麦青空教室」を開き、麦栽培農家や愛知県豊田加茂農林水産事務所農業改良普及課職員、JA職員ら合わせて31人が参加しました。これは品質の良い小麦を作るために開くもので、今後の追肥や病害対策、雑草対策などを指導しています。
 この日は、上郷営農センター近くの上郷町にある農事組合法人桝塚会のほ場で教室を開きました。JA職員が昨年11月22日に播種した小麦の葉色を葉緑素計で計測して数値化し、追肥の適期や量を確認しました。その後、農業改良普及課の太田慎二主任が気候や生育状況などを踏まえ、2024年産の栽培管理方法を説明しました。「水田を利用して栽培しているほ場は、これからの時期に根が急激に伸びるため、明渠を点検・補修して湿害対策に努めてほしい」と話しました。次回は2月19日に赤かび・赤さび対策、穂肥についての教室を農事組合法人桝塚会のほ場で開き、6月上旬に収穫を迎える予定です。
 JAあいち豊田上郷営農センター管内では、うどんなどに加工される小麦「きぬあかり」とパンなどに加工される「ゆめあかり」を栽培しています。昨年は935ヘクタールで、約4303トンをJAあいち経済連などに出荷しました。

 

 

写真=ほ場を見ながら説明を聞く農家ら