JAあいち豊田とJA青年部次代の会は10月11日、豊田市西町にあるJA本店で意見交換会を開きました。JA管内の若い世代の農家で構成する同会の意見をJA運営に反映して、持続可能な地域農業の実現を目的に行っています。
この日は、会員10人とJAの常勤理事、営農生活部職員ら合わせて16人が参加しました。同会から事前にJAに対して意見や要望が出され、JA職員がひとつひとつ丁寧に回答しました。また、意見交換では、資材価格の高騰対策などについて意見が交わされました。参加した会員の1人は「JAの生産資材店舗の品ぞろえの充実を検討してもらいたい」などを要望しました。JAの石川尚人代表理事組合長は「生産資材や産直品を扱う店舗のリニューアルを計画している。積極的に産直品を出荷していただき、所得向上につなげてもらいたい」と今後について話しました。
JAあいち豊田青年部次代の会は、2015年2月に設立し、地域農業を担う若手農家で構成。大規模な農業法人や中山間地の家族農業など経営形態はさまざまで、栽培する作物も米・果樹・野菜や茶・花きなど多岐にわたります。農業経営に関する研修や情報交換などを行い、地域農業の発展に努めています。
写真=意見交換をするJA役職員と次代の会会員